英語の「しなければならない」が便利!have toやshouldの正しい意味と使い方

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「〜しなければならない」は英語でmust、と日本では習いますよね。もちろんそれで正解ですが、実際の英会話では「〜しなければ」と言うのにmustは使いません。

誘いのお断りや自分の状況説明、相手への注意や命令など、大事な場面で大活躍する「〜しなければならない」です。英語での意思疎通には欠かせない表現ですので、mustを使わない正しい伝え方を習得しておきましょう。

1. have to と should が基本形

have toとshouldが「〜しなければならない」の基本形

「〜しなければならない」と英語で言おうとした時、頭の中に最初に must が浮かんでくる方もいるかと思います。

しかし、「〜しなければならない」という意味での must は実際の日常英会話では出番が少なく、have to や should がより日常的に使われてます

must がつい先に頭に浮かぶ方は、まずは

have to と should が「〜しなければならない」の基本表現である。

と頭に入れておきましょう。

must を使うとかなり義務感、命令感が強い「しなければならない」になり、日常英会話では避けられがちな言葉です。どうしても強く伝えたければ must を使っても英語として間違いではないですが、have to や should でも「しなければならない」ことを伝えるのに十分強い意味を持っています。

have to と should のニュアンスの違い

have to と should を置き換えても違和感のない、同じような意味の英文となるケースが多いのですが、少しニュアンスに違いがあります。

have to は単に何か行動を「しなければならない」もしくは「せざるおえない」こと伝える英語であるのに対し、
should は何かのためにその行動を「すべき」「した方が得策」という意味合いを含む英語です。

ニュアンスの違いを例文で確認

微妙なニュアンスの違いではありますが、英語例文で違いを確認してみましょう。

例えば、あなたの娘さんが家で待っていて、そのために早く帰宅しなくてはいけないことを英語で誰かに告げるとしましょう。日本語で言うと「娘が待ってるから、もう帰らないと」という文章です。

この場合、帰ることが単純にあなたの義務であるようなニュアンスで伝わります。一方、

と言うと、帰ることが娘さんのためであるようなニュアンスを含んで伝わります。

ニュアンスの違いを例文でもっと確認

また、主語が他者の文章になるとニュアンスにどのような差が出るかも、例文で確認しておきましょう。

と言うと、単純に「もっと勉強しなさい」というようなニュアンスで伝わるのに対し、

と言うと「もっと勉強すべき」、すなわち「もっと勉強した方があなたのために良いよ」というニュアンスで伝わります。

2. need to は義務感が弱い

need to は義務感が弱く自発的なニュアンス

「〜する必要がある」という意味の need to ですが、have to よりも義務感が弱く、should よりも自発的なニュアンスが強い英語です。

「テキーラショット飲まないと」という意味の3種類の英語でニュアンスの違いを確認しましょう。

I have to drink a tequila shot.(みんな飲めって言ってくるから飲まないと。)
I should drink a tequila shot.(みんな飲んでるから私も飲まないと。)
I need to drink a tequila shot.(酔っ払いたいから飲まないと。)
カッコ内の文章は、想定できる状況の例になります。この状況に限るというわけではありません。

3. have to, should, need to で断る

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必ず使う「行かなくては」の基礎お断りフレーズ

「もう行かないと」と言ってその場を離れたり、電話を切ったり、誘いを断ったりすることはよくあると思います。

そんな場面で have to, should, need to は大活躍です。3種類の「行かないと」の伝え方と、それぞれの発音も練習しておきましょう。

have to, should, need toは置き換え可能で、上述したようなニュアンスに合わせて使い分けることができます。使い分けが難しい場合は、受け手が聞いた時の印象が最も柔らかい need to を使うといいでしょう。

have to, should, need to を混同しても会話は成り立つ

他の例文に移る前に今一度、have to, should, need to を混同してしまっても日常英会話で大きな問題は起きないということを確認しておきましょう。

例えば、

相手:Hey! Let’s hang out this weekend.今週末遊ぼうよ。

あなた:Well, actually, my parents will be visiting me this weekend so I should be at home.実は両親が週末会いに来るんだ。だから家にいないと。

というやり取りをしたとしましょう。細かく言うと、

「面倒だけれど両親が来るから家にいなければならない」と思うのであれば have to
「両親のために家にいるべき」と思うのであれば should
「両親が来るから家にいる必要がある」と思うのであれば need to

という使い分けができます。

このようなニュアンスの違いはありますが、どれを使っても「家にいなくてはならない」意味であることには変わりなく、日常英会話での「しなければならない」フレーズとしてどれも正しい英語表現です。

よくあるお誘いと「〜しなければならない」フレーズ(have to 編)

違いが理解できたところで、日常英会話でよく出てくる会話例文で、have to, should, need to を使った断り方をマスターしましょう。

相手:Hey! Um, can you come to my party tomorrow night?明日の夜、私のパーティーに来れる?

あなた:I wish, but I have to meet my client at 7 tomorrow.行ければ良いんだけど、明日7時にクライアントと会わなきゃいけなくて。

ちなみにこの例文に出てきた I wish ですが、「〜できればいいのだけど」「〜ならいいのだけど」という意味の I wish I could ~ や I wish I was ~ を省略したものです。これを知っておけば「 I wish の後ろって過去形だっけ?」なんてことも考える必要がなくなるので、覚えておくと日常会話で大活躍な英語です。

よくあるお誘いと「〜しなければならない」フレーズ(should 編)

相手:Hey! Do you want to go dinner with us tonight?今夜私たちと食事行かない?

あなた:Well, I think I should get back home early tonight because I feel a bit cold now.んー、ちょっと寒気がするし、今夜は早く家に帰らないとかな。

いろんな英語で誘われますが、Do you want to ~ ? も代表的なお誘い英語の一つです。

日常英会話ではほとんどの人が want to を省略して wanna「ワナ」と発音します。音声で発音を確認して、耳慣れしておきましょう。

I want to go./I wanna go.

よくあるお誘いと「〜しなければならない」フレーズ(need to 編)

相手:Hey! We are heading to a movie theater. Are you coming?映画館に行くところなんだけど。あなたも来る?

あなた:Nah, I still need to work. I have a big project due tomorrow.行けたらいやぁ、まだ仕事しなくちゃいけなくて。明日の締め切りの大事なプロジェクトがあるんだ。

友人などに対するカジュアルな返答では No の代わりに Nah 「ナー」と言うともしばしばあります。

4. really で義務感・必要性を強調

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must よりも really have to で強調

どうしても誘いを断りたい時は have to を must に置き換えるべき?と思うかもしれませんが、やはり日常英会話で must は避けられる傾向にあります

誘いがしつこい場合は have to に really をつけるなどして義務感や必要性を強調する方が良いしょう。よくある会話例文で使い方を確認しておきましょう。

相手:You’re coming, right?来るよね?

あなた:No, I’m not. I have to stay with my girlfriend.いや。彼女と一緒にいないと。

相手:Oh, come on! Can you ask her to reschedule?まじかよー!彼女に予定変えられないか聞いてくれる?

あなた:I really have to stay with her today. She is really mad at me.どうしてもなんだ。彼女すごく怒ってるんだよね。

このように二度誘われるシーンも日常会話でよくあります。二度目の返答に really をつけて義務感や必要性を強調すると良いでしょう。

5. have to と同じ意味の gotta

gotta を聞き取る能力は必須

have to と同じ意味で置き換え可能な have got to とその省略形の got to も日常英会話ではたくさん使われます。

have got to は ‘ve gotta、got to は gotta という短縮形で発音されることがほとんどです。耳にする機会が非常に多いので、音声で発音をチェックして耳慣れしておきましょう。

I gotta go home now.もう家に帰らないと。
自分でも gotta の発音ができるようになっておくと、ネイティブ発音に近づくことができます。もし gotta の発音が難しければ、カタカナで「ガラ」をイメージして発音するといいでしょう。

6. その他のよく使う have to 例文

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他人が主語の have to, should, need to

have to, should, need to は、もちろんあなた(You)や彼(He)、彼女(She)、私たち(We)、彼ら(They)が何かしなければならないということも表現できます。

例文で使い方を確認しておきましょう。

You’re always late. You have to come on time.あなたはいつも遅れる。時間通りに来なさい。
That’s rude of him. He’s gotta be more polite.失礼な。彼はもっと礼儀正しくしないと。
She should say “no” if she doesn’t like it.彼女は嫌ならノーと言わないと。
We need to bring an umbrella because it’s going to rain tonight.今夜は雨が降るから傘を持っていかないと。
They are so late! They gotta hurry up.彼かもっと急がないと。
You を主語にして直接相手に have to で何かを伝えると、「〜しなさい」という命令文になります。

モノや出来事が主語の have to, should, need to

モノや出来事が「〜でなければならない」ということを英語で表現するのにも have to, should, need to を使います。よく聞く例文で使い方をチェックしておきましょう。

This needs to be perfect.これは完璧でないと。
The payment has to be made by credit card.支払いはクレジットカードでなくてはなりません。
Your room must be clean when I get back.私が帰ってくるまでに必ず部屋を綺麗にしておきなさい。
must を使うとかなり強い命令となるため、特別な場合を除いて強調には

This really has to be perfect.これは絶対完璧じゃないといけないんだ。

のように have to を really have to にしたり、need to(必要性) を have to(義務)にしたりして強調するように心がけましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか?「〜しなければならない」ことを伝えなくてはならない場面って、考えてみると生活の中に結構多くありますよね。

もちろん、英語で誰かに話しかけられたら、断らないで積極的にコミュニケーションしていきたいですが、そりゃ断らなくてはならない時もありますよね。

そのような時に No や I can’t と伝えるのもいいのですが、ここに出てきた表現をベースにして、自分がしなければならないことや、自分の状況をちゃんと相手に伝えられると、相手もあなたのことをより理解してくれます。

今回使った表現は、どれも日常英会話で持っていると便利なツールですので、ぜひ皆さんの英会話で実際に使ってみてください。

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