Let it goの意味は?Letを使った日常会話での便利な英語表現まとめ

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アナ雪の Let it go やビートルズの Let it be など、英語を勉強していない日本人にも馴染みのある Let の英文。アナ雪の歌では Let it go が「ありのままで」と意訳されていますが、なぜそのような意味になるか、文法まで理解している方それほど多くないのではないでしょうか?

Let は日常英会話で使いどころ満載ですので、例文で文章構造と使い方を理解しておきましょう。

1. Let’sとは?

そもそも Let ってどういう意味?

「行こうよ!」という意味で誰もが知っている、

の文法を深く考えたことはありますでしょうか?

Let’s go!Let’s party! のように、Let’s という形で使われることが多いので、Let 単体の意味や ‘s の元の単語が何かご存知でない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Let は実は 「許す」「させる」という意味の動詞です。

‘s は何の略?

Let’s‘s は、「私たち」という意味の us の省略形です。

ということは、私たちが英会話でとてもよく使う Let’s go!

Let(させる) + us(私たち) + go(行く)

という文章の構造で、直訳すると「私たちを行かせて」という命令文となります。

“Let + 人 + 動詞の原形” が基本形

もうお分かりかもしれませんが、Let の後ろに「させたい人」、その後ろに「させたい行動」となる単語を置くことで「〜しようよ」「〜させてよ」という文章を作ることができます。

Let + 人 + 動詞の原形

という形を知っておくと、日常英会話の様々な場面で Let を使った応用文を作ることができますので、まずはこの構造をしっかり覚えておきましょう。

2. Let’s

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Let’s

Let’s + 動詞の原形 は、誰かと一緒に何かをしたいときに、「〜しようよ」と相手を誘うために使うのが最も一般的です。

すでに使ったことのある人がほとんどかともいますが、日常英会話でよく使う Let’s 例文を音声付きでいくつか確認しておきましょう。

この辺はみなさん問題ないかと思いますが、ここからは Let’s の応用編を見ていきましょう。

Let’s see

上の例のように、誰かを誘うときに使える Let’s ですが、ちょっと違ったニュアンスの言葉になるときもあります。

代表的なものは、Let’s see. という文章です。これまでの Let’s 文の感覚で捉えると「一緒に見ようよ」という誘いの言葉になりますが、若干違います。Let’s see. のニュアンスがわかるシーンは例えば、

相手:Do you think she is going to like it?彼女、それを気にいると思う?

あなた:I don’t know. Let’ see.わかんない。まぁ様子を見てみようよ。

のように、相手があなたに「これどうなると思う?」などと未来の出来事への意見を求めてきた時です。

「一緒に見てみようよ」というよりも、「とりあえず見てみよう/とりあえずやってみよう」というような意味の返事ができます。

Let’ see と同様に、

Let’s see how it goes.まあどうなるか見てみよう。

という言い方もします。

もう一つの Let’s see

日本の辞書には「どれどれ」という日本語訳が出てきますが、そのような意味で使う場合もあります。

例えば友人とレストランで席に着いてメニューを開いた時、

と言うと、「何があるか(一緒に)見てみよう」となります。この文章を日本人感覚で解釈すると「どれどれ」というような意味の言葉になります。

Let’s not

Let’s を使って「〜しようよ」だけではなく、「〜しないでおこうよ」と伝えることもできます。早速例文を見てみましょう。

Let’s not talk about it now.今はそれについては話さないでおこう。

Let’s not go there today.今日はそこに行かないでおこう。

文法的に考えると not の位置に疑問を感じるかもれませんが、「〜しないでおこう」という文章を作る場合は Let’s と動詞の間not を置きます。

Let us

省略が多い Let’s を、あえて省略せずに Let us と言うことがあります。

Please let us know if you are interested.もし興味があれば私たちにお伝えください。

Let’s と省略して言うと、相手と「一緒に〜しよう」という意味の文章になる一方、Let us をとすると「私たちに〜させて」という意味になります。

直訳は「私たちに知ることをさせてください」となりますが、会話の中でのニュアンスは「教えてください」「伝えてください」というものになります。

Let us knowTell us よりも相手の返事を強要しない言葉です。

Please tell us if you are interested.興味があるか教えてください。

と言うと、Yes/Noの返答を強要している印象を相手に与えます。

3. Let me

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Let me

Let me は、自分が何かしたい時、もしくは相手に何かしてほしい時に使う表現です。

ほとんどのケースでは、自分が何かしたい時に「〜させて」と相手に伝えるのに使われます。Let me の後ろには、Let 文章でお決まりの 動詞の原形 を付けます。

Let me + 動詞の原形 という形で覚えておきましょう。

「見させて」の Let me have a look

Let + me + 動詞の原形 は日常英会話でも非常によく使います。

例えば、

と言うと、「私に見させて」という意味になります。

意味的には Show me と近いのですが、Let me have a look は相手に対して「私に見せる」という行動を強要してはおらず、「私が見ることを許して」というニュアンスにとどまります。

よって、Show me などの命令文よりも、何かをしてもらうための言葉としては Let me の文章は柔らかい表現になります。

Let me have a look は相手に許可を求めているものの、「見るけど許してね」「見るけどよろしく」のようなニュアンスで、相手の許可をあまり尊重した言い方ではありません。
それと比較して、Can I have a look? のような許可を訪ねる疑問文は、相手にダイレクトに Yes/No を訪ねているので、Let me 文章よりも相手の意思を尊重した言葉になります。

「〜させて」「〜したい」の Let me

次の例文を見れば、Let me の文章が相手に何か行動を強要しておらず、相手にYes/Noを求めていないことがよりわかるのではないかと思います。

Let me ask you a question.私に質問させてください。

例えばこの Let me 文章は、自分の質問を相手に聞いてほしい場面で使うことができます。

同じシーンで他に考えられる言葉として、

があるかと思いますが、Let me の文章はこうした相手の行動を命令する文章よりも柔らかい表現で、相手に何も強要していません。

また、上の Let me 文は、

Can I ask you a question?質問してもいいですか?

のように相手の Yes/No を訪ねる質問文でもありません。

よって、Let me ask you a question.「質問させて」のような、命令文と許可を訪ねる疑問文の中間的ニュアンスの言葉になります。

Let me know

Let me を使う文章で、日常英会話でかなり頻繁に使うのが何かを教えて欲しい、伝えてほしい時に使う

です。直訳すれば「私に知ることをさせて」といった感じになりますが、「教えてね」「伝えてね」のような意味として日常英会話で多用します。

Let me know when you have time.時間がある時教えてね。

Let me know when you get there.そこに着いたら教えてね。

Let me know if you need my help.助けが必要だったら教えてね。

この3つは英会話で必須の Let me know フレーズですので、使えるようにしておきましょう。

Let me see/think

他にも Let me を使って英会話の時間稼ぎをすることもできます。英語の教科書でも見覚えがあるかもしれませんが、

のふたつは、会話中に考える時間が欲しい時に便利な英語フレーズです。

訳せば「私に見させて」「私に考えさせて」のような意味となりますが、相手の質問に対して答えが見つからない時の「うーん」として使うことができます。

言い方によっても印象は異なりますので、「うーんと。。」と悩んでいる感を出すには、

のように発音するといいでしょう。

4. Let you

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許可や「〜させる」の Let you

日常英会話で使いどころ満載な Let は、「相手に許可を出す」「相手に何かをさせる」のにも使うことができます。

let you は will や can と一緒に使うことがほとんどです。例文で使い方を見ていきましょう。

I will let you go.「もう行っていいよ」

直訳は「私はあなたを行かせる」となりますが、忙しそうな相手と話している時などに、相手を気遣って「もう行かないとだよね?」と思っている時の「もう行っていいよ」として使えます。

例えば、実際にピンクの部分は言わなくていいのですが、以下のようなイメージです。

電話中でも「(忙しそうなので)この辺でそろそろ」といった意味の文として使うことができます。

同等もしくは下の立場の相手に対して使う分には問題ありませんが、目上の人が相手の会話には適さない表現です。

Let you know

「あとで教えるね」「あとで知らせるね」と伝える際にも Let you は大活躍です。

「知る」という意味の know を使った文章で、直訳すると「あなたに知ることをさせる」となります。これは日常英会話では「あとで知らせるね」という意味になり、非常に頻繁に使われます。å

応用編としては次のような使い方ができます。

I will let you know when he comes here.彼がここにきたら知らせるね。

Let you down

「落ちる」ことを連想させる downLet you と一緒によく使われます。

Let you down とすると、相手を「落ち込ませる」「残念がらせる」「裏切る」というような意味になり、実際の英会話内では次のように使われます。

I won’t let you down.あなたを落ち込ませたりしないよ/裏切ったりしないよ。

I don’t want to let you down.あなたをがっかりさせたりしないよ。

5. Let him/her/them

Let の後には三人称の名詞(him, her them)を置くこともできます。

Let の基本表現である「させる」という意味で使われます。例文で使い方を確認しておきましょう。

Let him do whatever he wants to.彼がしたいこと何でもさせておこう。

We should let them understand the concept.彼らにこのコンセプトをわからせないと。

6. Let it

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Let it go

アナ雪の歌でも有名な

ですが、本来の意味は「ありの〜ままの〜」とはちょっと異なります。

上で見てきた通り、Let は「〜させる」という意味なので、「itgoさせる」となり、「それを行かせる」という意味になります。

日常英会話において Let it go は、目の前に「問題」や「悩みの種」がある場合によく使うフレーズなのですが、そうした場面では it がその問題や悩みの種を指します。

よって Let it go は「ありのまま」ではなく、

「問題や悩みをそのまま行かせる」 → 「そんなこと気にしないで放っておこう」

というような意味として捉えるのがより正確と言えます。

アナ雪の歌では、ひとつめの Let it go が「ありの」、ふたつめの Let it go が「ままの」となっていて、本来の意味とは少し離れていますが、歌に乗せなきゃいけないという縛りの中では素晴らしい意訳ではないかと思います。

Let it be

ビートルズの歌のタイトルで有名な

ですが、こちらも Let it go と近い意味の英語です。

訳そうとすると「それをならせる」と若干意味不明の文章になりますが、

「それ(it)をあるがままにさせよう」

というような意味になり、「なり行きに任せようよ」「まぁどうなるか見守ろうよ」なんて言いたいときに、Let it be. は使えます。

おわりに

いかがでしたでしょう?

Let’s go. など、日常英会話でよく聞くわりに、あまり深く掘り下げて学習したことのある人は意外と少ないのではないかと思います。

一度Let文章の構造を理解しておけば日常英会話でとても便利な英語ですので、しっかりと覚えておきましょう。

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