「残念です」のI’m sorryは優しくて皮肉?「かわいそうに」も言える便利な英語

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I’m sorryに「残念です」という意味があるのは皆さんご存知かと思います。ですが、いつ使っていいのかよくわからなかったり、使えそうなシチュエーションがなかったりで、実際に使ったことがない方もいるのではないでしょうか?

そんな「残念です」のI’m sorryですが、実は日常英会話には使えるシーンがたくさん隠れているのです。

1. ごめんだけじゃない I’m sorry

意外と出てくる「残念です」の I’m sorry

日本では謝罪の言葉として広く認識されている I’m sorry ですが、日常英会話では「残念です」という意味で使う場面もよくあります。

英語圏で生活していたり、英語のテレビ番組を見ていたりすると、謝罪の I’m sorry と同じくらいの頻度で「残念です」の I’m sorry を耳にするのではないでしょうか。

最もよく使う「残念です」の I’m sorry

「残念です」という意味の I’m sorry の使いどころとして最もわかりやすいのが、誰かが亡くなってしまった時や、病気になってしまった時でしょう。

会話例文で相手の悲しみを思う気持ちを表現する「残念です」の I’m sorry の使い方を確認しておきましょう。

相手:My ex-boss passed away yesterday. 私の元上司、昨日亡くなってしまって。

あなた:I’m sorry.残念です。

2. 相手をいたわる I’m sorry

cry

「ありがとう」が返ってくる「残念です」

英語の I’m sorry を「残念です」と訳してしまうと浅く聞こえてしまいますし、なんか独り言みたいに聞こえますよね。「残念です」と言われた方も何と返したらいいかよくわからないですよね。

ですが、この「残念です」という意味の I’m sorry を言うと、一般的に Thank you などの感謝を伝える言葉が返ってきます

この事からなんとなく感じとれるかもしれませんが、実は I’m sorry は日本語でいう「残念です」よりも、相手の心の悲しみや痛みを思い、相手をいたわるような言葉であり、「ありがとう」が返ってくる英語なのです。

日本語で「残念です」って言われても、普通「はい」くらいしか返事できませんよね。「残念です」というよりも実際には「かわいそうに」のような言葉の方がしっくりくる英語かもしれません。

I’m sorry の方がThat’s really sadよりも優しい

また、相手に何か悪いことが起きたとき、

That’s really sad.とても悲しい事ですね。

That’s too bad.最悪ですね。

といった英語もよく使いますが、言い方によって少し他人事に聞こえてしまう場合もあります。

また、これらの言葉を投げかけても、その後に Thank you という言葉は通常返ってきません。おそらく Yes, it is.(うん。そうなんだ。)といった返しが自然でしょう。

よって、相手の悲しみを思う気持ちを表現したい場合には Thas’t sad や That’s bad よりも I’m sorry が適切な英語と言えるでしょう。

3. I’m sorry で縮まる距離

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日常英会話での「残念です」の表現パターン

相手から何か悪いことを聞いて、それに対して「残念です」と言う時には、I’m sorry に to hear that を付け加えた形でもよく使います。

I’m sorry to hear that.それを聞いて残念です。

また、相手の悲しみを思う気持ちを強く伝えたい場合には reallyvery で強調することができます。

I’m really sorry to hear that.それを聞いてとても残念です。

日常英会話での「残念です」の使い方

では、実際にどんなやり取りができるか会話例文を見て確認しましょう。

相手:My dog is in hospital now.私のワンちゃん、今入院しているの。

あなた:I’m very sorry to hear that.本当に残念です。

相手:Thank you.ありがとう。

あなた:I really hope he gets better soon.すぐによくなるといいですね。

こうした会話の締めには、I hope he gets better soon. のような回復を願う言葉を投げかけてあげると、相手への励ましにもなってより良いでしょう。

相手との距離を縮められるシーン例文

病気や不幸だけでなく、日常で起きる様々な出来事に対しても「残念です」の I’m sorry で相手をいたわることができます。

会話例文で使いどころを確認しましょう。

例えば、友人がテストに落ちてしまったことを聞いた時、英語で以下のような会話ができます。

相手:I couldn’t pass the exam.テスト合格できなかったんだ。

あなた:I’m sorry to hear that.残念だったね。

他にも、友人が恋人と別れてしまったことを聞いた時も「残念です」の I’m sorry が使えます。

相手:I just broke up with my girlfriend.彼女と別れたんだよね。

あなた:I’m sorry to hear that.残念だね。

このようなシチュエーションで I’m sorry を使って相手をいたわれるようにしておくと、英語でなんと言えばいいかわからないような気まずい場面も、相手との距離を縮める良い機会とすることができるでしょう。

4. 心なき I’m sorry に要注意

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意地悪にもなってしまう「残念です」の I’m sorry

英語で相手を思う気持ちを伝えるのに便利な「残念です」という意味の I’m sorry ですが、実は使いどころや言い方によっては、皮肉っぽい意地悪な「残念です」に聞こえてしまうときもあります

例えば、あなたが信じていた友人が、ウソをついていたことを知った時、以下のようなやり取りをしたとしましょう。

あなた:You betrayed me! We are not friends anymore!あなたは私を裏切った!もう友達じゃない!

友人:I’m sorry that you feel that way.あなたがそう感じてしまって残念です。

この会話で友人は「不快な思いをさせてしまってごめんなさい。」と言っているよう感じるかもしれません。

しかし、この場合は「あなたにそう思われて残念です」と、単純にあなたのリアクションに対する残念な気持ち表現しています。

「別に悪いことしたつもりはないけど、そんな風に感じたんだね。残念だな。」というニュアンスで受け取ることのできる英語になります。

感情のない「残念です」の I’m sorry

上のように皮肉っぽくはないにしても、感情のこもっていない「残念です」も日常英会話には多々でてきます。

例えば、あなたが就職活動をしていて、M社とG社、双方からオファーをもらっていたとします。あなたがG社に対し、M社で働くことに決めた旨を英語で伝える時、

あなた:I decided to work for Company M.M社で働くことに決めました。

G社:I’m sorry that you made that decision.あなたがその決断をして残念です。

という会話をしたとしましょう。

この場合G社には、自社の魅力がM社より劣っていたことを認めるような気持ちや、苦渋の決断をしたあなたの心労をいたわる気持ちは全くありません。

G社は単純にあなたの決断、あなたがG社で働かない事実に対して「それは残念です。」と言っているだけなのです。

おわりに

いかがでいたでしょうか? I’m sorry は謝るためだけでなく、「残念です」という意味でも生活で非常によく耳にする言葉です。

「残念です」のI’m sorryが持つ意味を正しく理解しておくことは、英語で相手の気持ちを正確に受け取るためにも、自分の気持ちを英語で正確に表現するためにもとても大切です。

筆者は昔、ビジネスでメールをしている時に、「この人謝ってきた。意外といい人だな。」と思っていたのに、後日そうではなかったことに気づく、という経験もありました。

言い方や場面によって、優しさを持ったり意地悪になったりもしますが、ここに出てきた数種類の「残念です」を頭に入れておけば、英語でのミスコミュニケーションが減らせること間違いなしです。

また、I’m sorry が聞こえた時、どの意味の I’m sorry なのかをよく意識してみると、同じ文章でも少し違った意味が見えてくることもあるかもしれません。ぜひ、参考にしてみてください。

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